大熊町にある原子力発電所1号機が爆発。
放射性物質拡散。
燃料一部溶解。
それに伴って、第二原発から半径10キロだったのが20キロ以内へ拡大、圏外に避難指示が出た。
私の実家があった村もその圏内にある。
姪がいわきにいる。
公衆電話から連絡をくれて、甥家族も避難したそうだ。
だが連絡つかず。
みんな一緒なのかと思うが心配。
すこし高台にあがると原発はすぐそこに見える。
3号機も停止している。
冷却するため炉心に海水を入れる作業をしていて、1号機は再び使える可能性はなくなったらしい。
ニュースで3号機も廃炉も視野に冷却機能が止まり、海水を注水開始しているそうです。
放射能が漏れたら、ここも危ないと思う。
世界的にもこんな近距離に原発があるのは例がない。
いわきの姪もそれをすごく心配していた。
水は相変わらず断水したまま。
水は山から汲んできたのがポリタンクにあったので、間に合っているが、今朝行ったら水が濁って汲めず。
旦那の実家が井戸水なんで、行ってもらって来た。
食料品はお店が閉まっているが、外で売れるものだけ売っていたのを買ってきてもらう。
コンビニにももう商品はなくほとんど空だった。
米があるからご飯は炊ける。
犬のフードも今はあるけど、注文してもここまでは配達しないだろう。
ダイユーエイトは天井が落ち、閉まっているという。
虎徹は地震時、小屋のドアが開いてしまい外へ飛び出した。
5センチもある分厚い重い小屋が動き、ばたばた物が倒れて怖かったのだろう。
呼んで確保、篤子はブルブル震えていた。
電気は今のところ来ているが、郡山は停電しているそうです。
多分ここも来なくなるような気はします。
2~3日は大丈夫ですが・・。
近所では瓦屋根が落ち、下の木材が出てしまっている。
今は良くても雨が降ったら大変だ。
旦那の親戚の家でも倒壊してしまったそうだ。
道路はひっきりなしに車が往来。
灯油も今のところあるけど、ガソリンスタンドはいっぱいの人らしい。
連絡するにも電話もメールもとどかない。
家は大丈夫です。
中の物はメチャメチャで、こんなものが動くの?と思うほど動いて地震のすごさを感じました。
とにかく居場所の確保が第一で片付けました。
2晩、不安な夜を過ごしました。
でも、避難所で避難するわけでなく自宅なのでまだ恵まれていると思います。
まだまだ余震が来て怖いです。
展覧会は東北は全部中止です。
東北連合(青森)は保留。
宮城は連絡つかないそうです。
北海道は開催です。
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返す返す言葉もありません。原発の目に見えない恐怖というのは言葉では言い表せない類いのものなんだと感じます。国や東電の言っていることも、どうなんだろう??と感じるときもあります。山梨でも計画停電が14日から始まります。とにかく復興へ向けて日本全体で立ち向かっていかなければならない状態です。どんな言葉を選んで記せば良いか分からないし、どんな言葉を選んでも、陳腐にしかなりませんが、とにかく応援しています。犬たちも本当に怖かったでしょうね。展覧会どころではないですね。とにかく無事で良かった。
| モモ父 | 2011/03/14 03:03 | URL |