PREV | PAGE-SELECT | NEXT

≫ EDIT

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

| スポンサー広告 | --:-- | comments(-) | trackbacks(-) | TOP↑

≫ EDIT

さざなみ

母の訃報に対し、暖かい言葉をおかけ下さり本当にありがとうございました
とても嬉しかったです
この場を借りて御礼申し上げます




今頃の季節、つまり6月の始めと思ふ
其の頃、渡り鳥が何種類位だかわからないが、南の方から遙々渡って来るポットブッザケタカと聞こえる鳥が居るホトトギスではないかなーと思ふ
小さい時私の母に此の鳥の話を聞こえたのを憶いてゐる
ホトトギスの母鳥はとろろイモの上の(あくび)まづいうまくない所ばかり食っていた
ひな鳥には真ん中の一番うまい所を子にあたいて其の雛鳥は母鳥がなんぼかうまいいいものを食っていたのではないかなーと思ひちがひして、母鳥の腹をさいて中を見たらまづくうまくない所を腹の中からでて来た
其れでなげき悲しんでポットブッザケタカと高い空で朝夕鳴いて飛んでいる
かなしい物語である
その話を聞かされ、だからお前達も大きくなったらホトトギスのようにならないで親孝行をしろと何時も母は話していた
親孝行したい時には親はなし

~~~~~~~~原文のまま~~~~~~~~






1_20091130134743.jpg






母のものを整理したものの中に表紙に「さざなみ」と書いた3冊の書き綴ったノートがあります
私が買ってあげたノートでしたが、生きている時は読みませんでした

時間があったら1行でも良いので読んで下さい・・と書いてあったのにも拘わらず・・



70年前の子供の頃の思い出や、大内宿の雪まつりに行った事や、羽鳥湖へ落ち葉を拾いに行った時の事、我が家へ来た時の事、毎日の日記、自分の老いの事、好きな俳句などが最初の数年間だけですがいろいろと書いてありました




他愛もない事に喜びを感じていたのを知って、胸が張り裂けそうになります




娘と一緒に暮らせたんだからばあちゃんは幸せだったと、一人残らずみんなが言ってくれます
でも、本当はばあちゃんが私と暮らせたのが幸せだったのではなく、ばあちゃんがいてくれて私たちが幸せだったのです

いつだって子供を思わない親はいません

家に帰ればいつでも鍵は開いていたし、いてくれるだけで安心感がありました
にわとりにえさをくれるのが仕事でした

存在感の大きさに今さらながら・・
実はばあちゃんに守られていたのを、生きている時には気づかないのです
なんとバカな人間でしょう・・
それが悔やまれてなりません

平成6年に姉を45歳で亡くし、8年には父を、それからずっと田舎で一人暮らしをしていました
子供は私と姉だけでしたので、私が母を引き取り、終の棲家を私と一緒に暮らすようになったのです
6年半一緒に暮らしました




湖に紅葉染まりて四方山路



俳句が好きな母でした
昔の人間ですから教育もそんなには受けていません
すこしでも文章を書くのを好きになるように俳句を勉強をしようと思ったんです

嫌いな作文でしたが、3冊のノートに綴られた文章は私の心にしみわたる素直な文章です
ここに来た母の本当の心を初めて知った思いがします


決して自分からは言葉には表わさなかったから・・
今思うと、不器用で、そういう相手に伝わるように言うのが出来なかったんだと思います



大正生まれの古い人間ですが、母は母なりに一生懸命に生きた人でした



スポンサーサイト

| その他 | 08:22 | comments:17 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

No title

ホトトギスのお話は胸が詰まる思いですね。
わたくしの母は健在ですが、親孝行というのは
本当に難しいですね。しようと思っていても
なかなかできません…。

でも、ブログにも書いておられるように「一緒に
暮らすこと」が本当に一番の親孝行だと思います。
一緒に居ればこそ、言葉にならないことも伝わっていたの
だと思います。

何卒ご無理なさらずゆっくりとなさって下さいませ。
言葉足らずで申し訳ありません。

| visionar | 2009/12/02 09:46 | URL | ≫ EDIT

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2009/12/02 10:00 | |

No title

のりさんの心情を自分とだぶらせてしまい…
涙が止まりません…
日々めんどくさい!と思ってしまいます…
認知症の母ですが、精一杯親孝行します…

| のっちゃそ | 2009/12/02 16:52 | URL |

きっと天国で

大切なものは失ってから気づくものですよね。。。
私も読みながら、涙が出ました。
うちの母は遠くに住んでいます。今は元気ですがもう80になります。
親孝行、しなければと思います。

きっとお母様は天国でのりさんのことをずっと見守ってくださっていると思います。
あまり気の利いたことは言えず、申し訳ありませんが、どうぞ無理なさらずお過ごしください。

| さとっち | 2009/12/02 21:24 | URL | ≫ EDIT

No title

のりさんこんばんは…
先月からとても気になっておりました。。。
そして、ブログじっくり読ませていただきました…

とても…
とてもやはりお母様に対する思いが伝わって。。
それと同時に今は健在ですが、私の母への
思いも、とても重なって。。
涙・涙です…
お母さん…ほんとうに、ほんとうに大きな存在です…

| ミルママ | 2009/12/02 21:33 | URL |

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2009/12/02 21:43 | |

お疲れ様でした

 急なことでさぞやご心痛だったことでしょうね、お母様のご冥福をお祈りいたします。こうして日記をつけてらして、少しは落ち着いて見えたでしょうか。
心の整理など、つけようと思ってつけれるものではなくて、時間の流れに身を任せて淡々と日々を生きていくのも良いですよ。犬がね癒してくれます。
どうぞ無理しないでくださいね、篤ちゃんのチビさんたちは、とても楽しみですね。

| コロスケ | 2009/12/02 22:35 | URL | ≫ EDIT

ありがとうございます。

visionarさん、まぁーこさん、のっちゃそさん、さとっちさん、ミルママさん、おまゆさんへ。

親孝行、とても難しいですね。
親孝行をしたよ、とみんなに言われました。
他人様はそう思うんでしょうね。

私はしたとは思っていないです。
一緒に暮らせた事に、母にお礼の言葉を言わないまま逝ってしまったから・・。
守られていた事にも気づかずいたし・・。
それがとても辛いです。

親孝行して下さいね。
今からだって十分間に合います。
思った時が最良の時なんです。

遠くにいるのなら電話でもいいですよね。
お花のプレゼントもいいかも・・。
そんな他愛もない事が嬉しいのです。

コメント頂き、本当にありがとうございました。
皆様の温かいお気持ちが嬉しいです。

| のり | 2009/12/02 22:58 | URL |

No title

とても心に沁みる文章に思わずコメ残します。
私も母を3年前に亡くしました
実家の兄夫婦と同居していたし 姉も近くに住んでいたこともあり
遠く離れてる末っ子の私はついつい疎遠になりがちでしたが、
今 思うと母は私のことをすごく気にかけてくれていたようです

お葬式の時は実感がわかなかったのですが 法事で帰ったときに遺品の中から私が母の日に贈った数々の品物を大事に使ってくれていたのを見つけて号泣しました。
今では目をつぶると元気だったころの母の姿がすごく身近に思い浮かびます
もちろん離れて暮らしているときよりもはっきりと…
素敵なお母様だったんですね…
肉体はいなくなってもず~っとそばにいて あなたのことを見守ってくださいますよ! こんな言葉でしか伝えられなくてもどかしい思いです

| はる母さん | 2009/12/02 23:53 | URL |

お久しぶりです

のりさん!
久しぶりにお邪魔しました。
お母様お悔やみ申し上げます…
おさみしいでしようが、ブログ書けるまでになれて 良かったです。
篤姫達の元気な姿がまたブログで見られるよう待っていますよ!
虫食い日記より

| カスミ | 2009/12/03 01:55 | URL |

No title

父はこの3年の間に脳梗塞・大腿部骨折手術と
相次いで入院しました。
73歳。
自分でもこんなに早く
体が動かなくなるとは思ってなかったようで
以来愚痴っぽくなりそんな父を見るのが嫌で
実家から足が遠のいていました。

先日、自力ではどうにも解決できない問題が起き
結婚後、初めて頭を下げ
両親に力を借りに行きました。
叱られると思っていましたが父は「わかった」と一言。

両親の愛情を本当に深く感じました。
幸いこれを機にまた電話で声を聞く回数も増え
親孝行はまだ間に合うようです。

元気でいるのが当たり前と思っているのは
間違いなんですよね・・・
できるだけ寄り添ってあげたいと思っています。

のりさんの気持ちはどうであれ
お母様は一緒に暮せたこと
とても嬉しかったことと思っていらっしゃいますよ。
寂しさを埋めるには時間がかかる事ですが
少しずつ笑顔が戻りますように。

| はなママ | 2009/12/03 08:13 | URL |

おはようございます

私も、自分に重ね合わせて涙がとまりませんでした。
母は健在で、状況はまったくちがいます。
でも、母が娘に 娘が母に思う気持ちは、
みんな同じなんだと思います。

母は4人姉妹で みんな すぐに 
おばぁちゃんの顔が見れるところに嫁いでいました。

私は実家を離れて遠方にきてしまいました。
私は、ときどき 母たちがおばぁちゃんにしてあげたように
母にしてあげているだろうかと不安になります。
そして、自分は母がしてくれたように 子供たちのことを
見ているだろうかと不安になります。

せめて、父母が生きている間は 盆・正月は帰ろうと
それだけです。
でも、今しかできないことを しなければいけませんね。
もっと、電話して 話をしようと思いました。

きっと、のり様が思っている以上に お母さまは幸せだったと思います。
のり様の大切なお話を聞かせてくださって、ありがとうございました。

| メアリー | 2009/12/03 09:47 | URL | ≫ EDIT

No title

「なんとバカな人間でしょう・・
それが悔やまれてなりません」

そんなことはないと思いますよ。
ノリさんの慈愛、お母様はきっと、十分に分かっておられたのではないでしょうか。

若輩者が、申し上げることではないかもしれませんね。
すいません

| モモ父 | 2009/12/03 18:08 | URL |

ありがとうございます。

コロスケさん、はる母さん、カスミさん、はなママさん、メアリーさん、モモ父さん。
ありがとうございます。

皆様の温かいコメントとても嬉しいです。
ただ、お1人お1人コメントが出来ず申し訳ありません。

じっくりとコメントを読まして頂きました。
人それぞれ環境は違っても感じる心は同じだと思いました。

自分の体を壊さないよう、悲しみが過ぎていくを静かにじっと待とうと思います。
時間はかかると思いますが・・。
皆様もお身体を大切にして下さいね。








| のり | 2009/12/03 21:42 | URL |

No title

突然コメントをしてしまいすみません。
今まで、不特定の一人として、柴犬好きとして、こちらのブログを
拝見させて頂いていた、あもと申します。
今日のブログを拝見して、とてもコメントせずにはいられず・・・。
私はまだ23歳の若輩者で、病気も持ち、親に迷惑をかけっぱなしで、
それでも好きに生きさせて貰っています。
ああ、自分のなんて浅はかなことか、この日記で思い知らされました。
まだまだ学生で、親のために何か、なんて考えられる身分では
とてもありませんが、自分をどこまでも見守ってくれる、大きな存在を、
大切にしていかなければ、と思いました。
私を柴犬と出会わせてくれたのも親です。
とても心にしみるお話、お辛いでしょうに、ありがとうございます。
凄く、心に伝わりました。

| あも | 2009/12/04 02:05 | URL | ≫ EDIT

ありがとうございます。

あもさんのように、一人でも多くそんな風に思ってくれる人がいるのを嬉しく思います。
親ごさんは、あもさんが元気で頑張っているのをいつも見ていると思います・・。
これからもその気持ちを忘れずに頑張ってくださいね。

| のり | 2009/12/04 22:14 | URL |

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

| | 2009/12/05 09:14 | |















非公開コメント

TRACKBACK URL

http://shiba830.blog55.fc2.com/tb.php/501-ab5ae15a

TRACKBACK

PREV | PAGE-SELECT | NEXT

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。