一昨日、ラジオで何度も放送されていたのをずっと聞いていた。
今福島県知事の要請を受けて、福島県を回って放射能について講演している、20年もチェルノブイリ事故後に携わってきた、長崎大学の山下俊一先生の話。
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サイエンスメディアセンター今や、広島、長崎よりも、「フクシマ」が世界中で有名になってしまった。
放射能は風向きや地形によって飛び方が違うのだそうです。
まだらに飛び、花粉のようにふわふわ浮いてる。
近いから、とか遠いからという問題ではないそうです。
でも、どこかで線引きをしなくてはならないので、30キロという距離を決めた。
今問題になっているのは放射線ヨウ素、セシウムです。
ヨウ素は8日で半減、身体に入るのはその十分の一だそうです。
1マイクロシーベルトの放射能を受けると、遺伝子に一つ傷がつく。
100マイクロシーベルトなら100の傷がつく。
(訂正ミリシーベルト)しかし、生きている細胞はその傷を治す、これが人間の身体です。
生きている細胞はその傷を治すんですって、すばらしい!セシウム137はは問題にならないほどだそうです。
半減期が30年だそうですが60日で半減、そのほとんどが尿となって排泄される。
一部筋肉に吸収されますが、まったく問題はなく、安全宣言は今はまだ出来ないけれど、まったく心配いらないそうです!
はっきりと教授は仰っておられましたよ。
チェルノブイリで20年フォローしてきて、病気は増えていなかったそうです。
まったく心配はいらない。
疑問。
じゃ、煮沸したらいいのか。
ヨウ素は沸点が180度で、フィルターを抜けるそうなので煮沸してもダメだそうです。
ヨウ素は地下水は汚染されない。
半減期でほとんどなくなるそうです。
井戸水はしっかり測る事。
洗濯物はまだ外へ干してはいけない。
国の基準値は一番弱い乳幼児を対象に決められている。
その数値はチェルノブイリの事故後に決めた。
すごく厳しい数値なのです。
守るべきは、乳幼児、妊婦、女性です。
大人は何ら問題ないそうですよ。
20歳以上の男性は特にほったらかしでいいそうです。
チェルノブイリで住んでいる大人と、放射能の外に住んでいる大人を何年も調査をして比較してみて何ら差はなかったそうです。
今、男性の半分、女性の三分の一はガンになっている時代です。
ガンはいろんな要因で起こる。
わからないものに対する不安から感情で判断してしまっているのを心配されていた。
放射能は測れるのが強みだそうです。
数値でわかる。
花粉はここにどのくらいの数が飛んでいるのかは測れないけど、放射能は測れる。
ですからモニタリング、測定が大事だと。
数時間ごとにテレビで福島県の放射能の数値が出ていますが、確実にその数値は減ってきています。
先の事はわからないけど、今の段階ではそんなに気にする事はないとわかったので、ホッとしました。
放射能の事に関して、福島県民はどこよりも知識があるぞ。
ラジオで聞いていて本当に良くわかりました。
不安だったものが解決したように感じます。
乳幼児の水を大人が買占めしてしまう事のないように、と思います。
大人はほったらかしでもいんですから。
水や野菜などに出る放射能の値を、国は県民にいち早く情報開示して欲しいとも言っていました。
左足を折って座るのは虎徹のいつものくせ。
小さく、「ん~~~~」って声にならない声を出してます。

構え、と言っている。
昨日、私は近くの牧場へ電話を入れ、捨てる牛乳を飲むので下さい、と申し出ましたが、県、国から停止されているので、「どうせ捨てるからいくらでもあげたい気持ちはあるけどあげれない。」と断られてしまいました。
早く安全宣言を出して欲しいと願っています。